名古屋市でも有名な老舗懐石料理店の改装工事です。
幕末の頃に建てられた繭農家を移築した、店内に入るだけで別世界のような雰囲気を楽しめるお店です。
改装と聞くと、なんでも新しくすれば良いという訳ではありません。
このように歴史があり、お客様もその雰囲気を楽しみに来店されるようなお店は、何を残し何を変えるかの取捨選択が重要となります。
今回は梁や木床といった部分は磨くだけに留め、襖や障子といった人が直接触れる部分のみを綺麗にする事で、老舗の雰囲気を残しながらお客様にとって快適な空間をつくっています。
また、倉庫に眠っていた調度品を利用させていただき、歴史ある建物との調和も考えてあります。
施工業者とオーナー様のこだわりだけでなく、お客様が何を求めているか、光舎はしっかりと見極めてご提案、施工をさせていただきます。